京都府立大が事故調査委員会を設置
2009-06-18 Thu 07:01
4月28日にあった鳴沢岳での事故について
京都府立大学が事故調査委員会を設置するようです。

以下は毎日新聞の報道。

府立大、原因究明へ週明けにも検証委設置 /京都

府立大(左京区)山岳部の男女3人が北アルプス後立山連峰・鳴沢岳で死亡した遭難事故で、同大学は週明けの15日にも検証委員会を設置し、原因究明に本格的に乗り出す。山岳部も今月下旬に外部有識者を交えた調査委員会の初会合を開く方針で、検証委は調査委の報告を踏まえて09年度内に再発防止策をまとめたい考えだ。

検証委は竹葉剛学長を委員長とし、各部局長の教職員で構成する。山岳部の安全対策を作成するほか、他の課外活動も安全上の問題がないか見直したり、大学の危機管理についても再検討する。

一方、事故当事者の3人がいずれも死亡していることから、山岳部の調査委員会は原因究明には登山の専門家による分析が必要と判断。顧問やOBらに加えて、外部の有識者に協力を求めることにした。



『岳人』7月号に、和田城志氏による追悼文がありました。
和田氏による登山家・伊藤達夫氏を記述したものですが、
それを読めば、コーチであった伊藤氏が、いかに長きにわたって
遭難した山域において、精力的な活動をしてきたのが分かります。

それゆえ、先のエントリでも触れましたが、
リーダーのスキル&経験値と、
発見時の様子のギャップが、とても引っかかります。


想像できることは、ベテランであるがゆえのバイアスが
背景因子として、何かしら作用したのだろう・・・・・・ということですね。

同種の事故としては、2000年の大日岳遭難事故がありますが、
国が作った報告書では、その辺の記述はありませんでした。
この事故は、また別途取り上げる機会もあるかと思います。


報告書ができるのはかなり先でしょうね。
良いものを作ってほしいと思います。


・関連エントリ
鳴沢岳遭難におけるPoint of No Return

 
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